岩手・宮城内陸地震 追悼式で復興誓う(毎日新聞)
17人が死亡、6人が行方不明となった岩手・宮城内陸地震から丸2年を迎えた14日、被害が集中した宮城県栗原市の文化施設「みちのく伝創館」で市主催の追悼式が開かれた。被災者ら約600人が犠牲者の冥福を祈り、復興に向け力を合わせることを誓った。
追悼式に先立ち、地震発生時刻の午前8時43分に防災無線のサイレンが鳴り、市内各地で黙とうがささげられた。追悼式で佐藤勇・栗原市長は「犠牲者の心情を思うと胸が締め付けられる思い。復興に向け着実に前進したい」と述べた。
栗原市では5月末現在、32世帯84人が仮設住宅に入居中。大半は7月末までに修復した自宅に戻る見通しだが、生活道路が開通していないため、帰宅のめどが立たない世帯もある。
◇岩手では防災訓練
一方、岩手県では被災地の一関市と奥州市で防災訓練があった。2年前は国道342号が寸断され、迅速な情報収集が困難だったため、関係機関の連携を確認した。
一関市では午前9時に宮城県沖を震源とするマグニチュード8の地震が起き、岩手県内陸南部で震度6弱を観測したとの想定で実施。国土交通省や県、建設業協会など約60団体が参加した。市役所内の災害対策本部に、重傷者発生や住宅の一部損壊などの連絡が次々に入り、現場確認の指示が出された。
奥州市では自主防災組織などに配布した緊急告知ラジオの試験訓練があり、受信できるかを確認した。【比嘉洋、須藤唯哉、湯浅聖一】
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